近況(2001年4月):
3月は10日から三週間、ウィーンとミュンヘンで、現代劇を中心に20本半の舞台を見てきました。「半」というのは、ウィーン到着早々にヨーゼフシュタット劇場でシェイクスピア「真夏の夜の夢」を見ていたら、時差の眠気が津波のごとく襲ってきて、それを我慢している間に気分が悪くなり、後半は見ていないからです。(もう若くない?)   20本の内訳は、以下の通り。(◎は絶賛、○はおすすめ)
シェイクスピア「真夏の夜の夢」(ヨーゼフシュタット劇場:但し前半のみ)
ホルヴァート「審判の日 Der juengste Tag」(フォルクス劇場)
ベルンハルト「改革者 Der Weltverbesserer」(フォルクス劇場)
○シュトレールヴィッツ「ワイキキビーチ」(フォルクス劇場)
○ネストロイ「染物屋と双子の兄弟」(ブルク劇場)
ヴェーデキント「死の舞踏」(リンツ州立劇場)
ヴェーデキント「ルル」(ミュンヘン・レジデンツ劇場)
トゥリーニ「最悪の日 Der Tollste Tag」(レジデンツ劇場)
◎ベルンハルト「改革者」(ミュンヘン・カンマーシュピーレ)
テレージア・ヴァルザー「もう我らの森はそれほど野蛮ではない So wild es in unseren Waelder schon lange nicht mehr」
◎シュヴァープ「過剰、つまらん、無形式 Uebergewicht, unwichtig: Unform」(カンマーシュピーレ)
○テレージア・ヴァルザー「キングコングの娘たち」(カンマーシュピーレ)
◎ジュネ「女中たち」(ウィーン・アカデミー劇場)
ゲーテ「若きウェルテルの悩み:朗読」(アカデミー劇場)
シェイクスピア「間違いの喜劇」(フォルクス劇場)
ベルンハルト「ヴィトゲンシュタインの甥」(フォルクス劇場)
◎シュヴァープ「女大統領たち」(ミュンヘン・」カンマーシュピーレ)
ヴェーデキント/アルバンベルク作曲オペラ「ルル」(ウィーン国立オペラ座)